幕末期に吉田松陰が主宰した私塾。安政3(1856)年に松陰が実家の杉家邸内の納屋を増改築して開いた。
塾では身分の区別なく学ぶことができ、門下生には桂小五郎(木戸孝允)・高杉晋作・伊藤博文など幕末維新期に活躍し近代日本の原動力となった数多くの逸材が輩出された。
講義室だった8畳の部屋には松陰の肖像画と机が置いてある。
また明治23年に吉田松陰をまつるために社が建立され、現在では一帯が神社となっている。
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